sustainable≒めぐる

「ほかでもない循環のことを子供達に教えてやれってことだ。
そう、いのちの循環のこと。それから、すべてのものの循環。
宇宙のすべては『これ』にかかっている。
ところがみんなそいつを忘れているんだ」
随分前の話だが、シェラネバダの麓、家にキットキットデイジーと
名をつけて住む詩人ゲーリー・スナイダーは伝えてくれた。

僕らの暮らしの中で循環を意識して
どのくらい行動しているだろう…

庭のアナベルさんが見事に咲いている。
数年前に娘たちが母の日にプレゼントした花だ。

アナベルさんで思い出すのは、2018-2019年にタイのプラムビレッジ
(ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン氏のコミュニティー)
で行われたニューイヤーリトリートでの法話。
内容はほとんど覚えてないけど、アナベルさん(僧侶)が
ホールに入ってくるや否や、涙が溢れ止まらなくなり、
「地球を愛しているなら、まずはあなた自身を深く愛してください
あなた自身を愛することは、あなた以外のすべてを愛することに繋がっています。
あなたは、あなた以外のものでイマココに存在しています」
といったメッセージが記憶に残っている。

ちょっと前まで夜になると蛍がちらほら飛んでいたこの季節
雨が降り家の中で静かに過ごす時間に
大切にしてきた衣のほころびを繕うのもいいかもしれない。

布製品のお繕いも承っております。
長く大切に使い、最後は大地に帰す
そんな暮らしのわのひと雫になれたらいいなぁと
梅雨の晴れ間の青い空を見上げながら思っています。

ありがとうございます