祈りの布

祈りの布


梅雨明けから猛暑が続いていますが、
ここ富山では蓮の花がとても綺麗です。

泥中から美しい花を咲かせる蓮
蓮は植物のなかでも、もっとも古いもののひとつです。

およそ1億4000万年前に、すでに地球上に存在していたといわれています。
花のいのちは4日間で、花弁の色は薄く褪せていくそうです。

いろんな段階の花が見られる蓮畑、ついつい長居してしまいます。



6月末に横浜の港に着いたラオスからの布達。

荷物の中に、ラオスのパートナーからの贈り物が入っていた為

税関で止まり、手元に届いたのが7月3日でした。

今回は量も少ないオーダーでしたが

贈り物を一緒に送ってくれたラオスの人達の心遣いがとても嬉しく、

あっ!という間に心はラオスに飛んでいきます。

以前は、スーパーで手に入るお菓子を贈り
とっても喜んでくれて
ビデオレターが届いたっけ…


物理的には遠く離れていても、
共通の思いや価値観などで繋がると
すごく近くに感じる…
言葉なんかも超えて



7月7日の七夕が過ぎ、梅雨が明け夏の太陽の光が降り注ぐ今日この頃ですが

今年の伝統的七夕は8月22日だそうです。

半月を舟に見立て、天の河を渡り出逢う…素敵なストーリーですね。

七夕を昔は「棚機」と書き、禊の行事で布を織って棚に供え、
かみさまを迎えし秋の豊作を祈り、人々の穢れを祓うものだったそうです。


ラオスの人達は今も尚、文化的な誇りと自分自身と家族、

村や民族の繁栄を祈り美しい布を織りあげています。

そこにpray to namの手が入り

みなさまの手に届き

喜びが巡ることを祈っています。